お仏壇は、「ご本尊をお祀りする小さなお寺」また「ご先祖様のお家」という特別な空間として大切にされていました。

昔に比べて宗教観は変化していますが、今でも「ご先祖様」「亡くなった大切な親族」の供養の場所となっています。供養と聞くと宗教的、形式的な行事のイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、その根底にあるのは「大切な親族・ご先祖様」を亡くなった今も変わらず想う気持ちだと考えています。

お仏壇を安置し、お参りする中で、日々の出来事や悩みを話してみてください。きっと大切な時間や空間(場所)になるはずです。

形式だけにとらわれない「大切な親族・ご先祖様」への想いをつなぐ場です。お仏壇は必ずしも大きくて立派なものである必要はありません。

無理のない範囲で自分たちができる「大切な人との対話の空間(場所)」を作ってみてはいかがでしょうか。